M-1グランプリ2025の決勝を見て、
「全体的に点数が低くない?」と感じた人もいるようです。
「点数が低い」と感じる声はなぜ出る?
そう受け止められやすいのは、実際の点数そのものよりも「見え方」に影響する要素が重なっているからです。
具体的に次のような点が重なると、
点数が低く感じられやすくなります。
▪決勝=高得点という期待が先に膨らんでいる
▪直前の点数と比べて相対的に見てしまう
▪ネタ順や会場の空気を意識してしまう
決勝の点数はどう見える仕組み?
決勝では複数のコンビが同じ基準で採点され、
点数はリアルタイムで表示されます。
視聴者は過去大会の印象や事前の期待と照らし合わせながら見るため、「思ったより伸びない」と感じると、全体が低く見えやすくなります。
点数が低く感じられる理由
期待値が先に上がっている
決勝まで勝ち上がった時点で、
「決勝=高得点」というイメージが自然と強くなります。
その状態で90点前後の点数が続くと、
「もっと高くてもいいのでは」と感じる人が出やすくなります。
相対評価に見えてしまう
採点は絶対評価とされていますが、
視聴者は直前のコンビの点数と比べて見ています。
最初の点数が低めに感じられると、その後の点数も低く見え、「全体的に低い」という印象につながりやすいです。
ネタ順の影響を意識する人もいる
ネタ順によって会場の空気が変わるため、
「順番が違えば点数も変わったのでは」と受け止める人もいます。
こうした見方が重なることで、点数以上に低く抑えられている感覚が残ることがあります。
賛否の声
「決勝だからこそ基準が厳しい」
「簡単に高得点が出ないのは当然」
という声もあります。
一方で、
「準決勝までの流れを考えると低すぎる」
「もっと差が出てもよかったのでは」
と感じる人もいます。
冷静な見方
点数が低いと感じる背景には、実際の数字よりも視聴者側の期待や比較が影響している可能性があります。
必ずしも採点が厳しくなったとは限らず、
見ている側の受け取り方が違和感として表れている面もありそうです。
決勝全体の空気については、こちらの記事でも触れています。
▸M-1グランプリ2025決勝は荒れる?評価が割れそうな理由

コメント